


デコ活とは
デコ活って知ってますか?
「デコ活」は、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称です。
この名前は、二酸化炭素を減らす脱炭素と環境に良いエコを含む「デコ」、そして「活動・生活」を組み合わせて作られた言葉です。

デコ活の由来
デコ活は、2022年に始まり、2050年カーボンニュートラルと2030年度の温室効果ガス削減目標を達成するための取り組みです。国民や消費者(生活者)がライフスタイルを見直し、脱炭素に向けた行動へと転換することを目的としています。国・自治体・企業・団体なども連携しながら、新しい暮らしを後押ししています。
目指すべき未来の姿
脱炭素につながる新しい豊かな暮らし
デコ活が目指す未来は、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らし」です。
この取り組みが進むことで、約10年後の私たちの生活は、今よりも豊かで、自分らしく、快適で健康的なものになることが期待されています。
まずはここから!デコ活アクション
デコ活アクションとは、暮らしを豊かにしながら、脱炭素などにも貢献できる行動のことです。
さまざまな方法がありますが、まずは「デ・コ・カ・ツ」の4つのテーマについて紹介します。
どんなものなのか、一緒に見ていきましょう!
デ:電気も省エネ 断熱住宅
家の窓や壁などを断熱性の高いもの(熱を伝えにくい素材)にすることで、夏は涼しく、冬は暖かい快適な家をつくることができます。
その結果、冷暖房の使用を減らし、CO₂排出量の削減や光熱費の節約につながります。
さらに、家の中の温度差が小さくなることで、ヒートショック(急な温度変化による健康リスク)を防ぐこともできます。
コ:こだわる楽しさ エコグッズ
LED照明や省エネ家電などのエコグッズを生活の中に取り入れることで、光熱費の節約ができます。
また、高機能な製品を使うことで、より快適で便利な生活を送ることができます。
カ:感謝の心 食べ残しゼロ
日本では2022年度に、約472万トンの食品ロス(家庭から約236万トン、事業者から約236万トン)が発生したと推計されています。
家庭から出る食品ロスの主な原因は、「食べ残し」、「過剰除去」、「直接廃棄」の3つです。食品ロスを減らすことで、ゴミの減量や食費の節約につながります。
まずは、普段の食事で残さず食べることから始めてみましょう。
ツ:つながるオフィス テレワーク
テレワークとは、インターネットなどを活用し、会社以外の場所でも仕事ができる働き方のことです。
テレワークをすると、通勤時間が減るので、通勤の疲労が減ったり、自由な時間が増えたりします。
また、地方に移住しても仕事を続けられるなど、柔軟な働き方ができるようになります。